Google Pixel Pixel Buds ワイヤレスイヤホン

Google Pixel Buds Pro レビュー:PixelユーザーのためのAirPodsPro

2022年7月30日

Googleからアクティブノイズキャンセリング付きのワイヤレスイヤホン、Pixel Buds Proが発売となりました。
税込み23,800円となかなか高価ですが、旧価格のAirPodsProぐらいと考えれば普通です。
ソニーのWF-1000XM4よりは安価ですしAndroid、特にPixelユーザーにとってはハイエンドTWSの新定番となるかもしれません。
とはいえ品質が悪かったら意味ありません。ので実際に使用して品質を確かめてみたいと思います。

スペック

ANC付きのワイヤレスイヤホン。価格的にハイエンド帯です。最近は1万円以下でもANC付きのワイヤレスイヤホンが増えているので、スペックシートだけで判断するとコスパ弱めです。

これは何? ANC付きカナル型完全ワイヤレスイヤホン
対応コーデック SBC,AAC
ケースのサイズ 縦63.2mm,横50mm,奥25mm
ケースと本体含む重量 62.4g
本体のサイズ 縦23.72mm,横22.03mm,奥22.33mm
本体(片耳) 6.2g
防水防塵 IPX4(本体),IPX2(ケース)
Bluetoothバージョン 5.0
操作 タッチセンサー
充電 USB Type-Cまたはワイヤレス充電
その他 Googleアシスタント対応、アクティブノイズキャンセリング、マルチポイント、外音取り込み、装着検知

aptX Adaptiveに対応してほしかった

外観

budsの名の通り、豆を想起させるデザインです。

充電はType-Cもしくはワイヤレスが利用可能です。

重さは普通。AirPods Proより重め。

個人的に豆型は苦手。上手くハマってくれない。

ペアリング

Google謹製なのでAndroidスマートフォンとのペアリングはシームレス。ケースを開けるだけで「ペアリングしますか?」とスマホの画面に表示されます。

音楽聴いてみた

一度ペアリングしてしまえば、次にケースを取り出した際に自動的に再接続してくれます。通知も出してくれます。

バッテリー容量は通知領域から確認可能。

お次は音楽を聴いてみます。Youtubeで音楽を聴いてみます。ANCはオンにします。室内で扇風機をオンの状態で評価しています。
AppleのAir Pods Proとの比較もします。

☆聴いた曲
・HoneyComeBear - 夏の魔法
・Official髭男dism - ミックスナッツ
・ときのそら - ぐるぐる・ラブストーリー
・ピノキオピー - 魔法少女とチョコレゐト feat. 初音ミク
・広瀬香美 - ロマンスの神様

低音域:★★★★☆
中音域:★★★★☆
高音域:★★★★☆
ノイズキャンセリング:★★★★☆
外音取り込み:★★★★★
遅延:★★★☆☆

低音域:必要最低限の低音は出ている。人によっては物足りなさを感じるかもしれないが、イコライザーで調整すれば補える。低音の質も比較的良い。
中音域:メロディやボーカルは綺麗。特にボーカルには強い。声の艶は感じられる。それと声は若干近く感じる。それはそれで良いが、ボーカル以外の広がりももう少し欲しい。
高音域:超高音域のボーカルやメロディはやはり綺麗。一方細かい音の解像度は物足りなさを感じる。
ノイズキャンセリング:流石にAppleの方が上。だけどPixel Buds Proも悪くはない。対風だとPixelの方が僅かに自然かも(貫通して聞こえる風の音が自然、不快感が少ない)。
外音取り込み:優秀。外の音も、なってる音楽が綺麗に別れて聞こえる。
遅延:動画ではさほど気にならないが、音ゲーは無理。

設定

ジェスチャーは細かく設定可能。タップで再生や停止をしたり、長押しでANCをオンオフできます。もちろん変更可能。

まとめ

ココがおすすめ

待望のANC対応。マルチポイントにも対応。ジェスチャーも豊富。たいていの人は満足できる音質。

ココがダメ

SBCとAACにしか対応していない。ノイズキャンセリングではAppleに勝てていない。音質は好みによって勝敗は別れるが、恐らくソニーには負けている。

惜しい部分もあるけどAppleが値上げしたので価格差を考えると張り合える。Pixelユーザーならあり。

公式Webサイト

https://store.google.com/jp/product/pixel_buds_pro?hl=ja
Pixel Buds Pro

store.google.com

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